Mac上のSynergyでキーボードが使えない

LinuxやMacをそれぞれサーバーとかクライアントにして使ってますが、クライアントがMacの場合だけ、マウスとか、テンキーだけはなぜか使えて、それ以外のキーボードが使えないという問題に悩まされていた。(Linuxがクライアントの場合は大丈夫でした)。SyneygyKMでも使用不可。

ようやく解決方法が見つかったのでメモ。 解決法は 【マウスもキーボードも】Synergy【みんな共有】@2ch にありました。

上記にあるように、Mac側で環境設定→キーボード→入力ソースで「Unicode Hex Input」を有効するだけ。これキーボード使用時に入力ソースとして選択されている必要はないっぽいです。

ややおかしい部分もありそうですが、とりあえず使えるようになってよかった。

ちなみに環境は

  • サーバー: Gentoo Linux 64bit, Gnome 3.18, Synergy 1.4.16
  • クライアント: Mac OS X 10.10.2 (Yosemite), Synergy 1.6.2

です。

NFSサーバーで許可されたグループなのになぜかAccess Deniedになる

NFSでマウントしたディレクトリに対して、許可されたグループのメンバーからアクセスしてもAccess Deniedされて若干ハマった。 状態としては以下のような感じ。

### 状態確認
$ pwd
 (NFSマウントされているの場所)
$ ls -lah
合計 29K
drwxrwxrwx 3 good-group good-group   7 10月  7 11:00 .
drwxrwx--- 7 hoge       good-group   7  6月  9 12:00 ..
-rw-rw-rw- 1 hoge       good-group  15K 10月  1 00:00 test-good.txt
$ id
uid=1000(fuga) gid=1000(fuga) groups=1000(fuga),10(wheel),14(uucp),18(audio),19(cdrom),27(video),35(games),80(cdrw),85(usb),100(users),250(portage),973(vboxusers),993(pulse),998(plugdev),1000(fuga),1011(bbb),5001(ccc),5002(ddd),5003(eee),5004(good-group)

### アクセスしてみる
$ cat test-good.txt
cat: test-good.ods: 許可がありません

### NFS以外はOK
$ cat /home/taka/test-home.txt
This is a test file.

(ちなこにここで、idで出てくるグループ数が多いのがミソだった)

クライアントでもメンバーだし、サーバー側でもメンバーになっている。

どうにも分からんし、ググってもピンとこない (というかそもそもどうググればいいか、キーワードが分からん) ので、NFSが読めるわけではないがWiresharkさんなら解読してくれるだろうとの願いで、とりあえずキャプってみる。

WiresharkでNFSをキャプチャしてみたところ

なんか Auxiliary GIDs で所属グループIDのリストを送ってるっぽいですが、後半が省かれてますね。16個までしか送られてない。なんか個数的にもこれはどっかの制限で切られている予感。

ちなみにそもそもLinuxユーザーとかのレベルのアクセス制御は全部クライアントでやってると思ってたので、リストを送ってたりすること自体知らなかった。。。 (この問題に遭遇した時に若干もしやという気もしたけど)

これらのヒントを元に調べた所だと、どうやらグループ数が16を越えると上手く動かないケースがあるようで。

Solving the NFS 16-Group Limit Problem

この記事によると、

  • NFS側で対処できることはなくて、auth_sys? (というかプロトコル自体?) の問題。NFSv4にしたってダメだよ
  • ファイルシステムでもどうしようもない
  • auth_sysをチューンする方法もないよ

    (ただし2011年の記事なので状況が変わってるかも)

ということで、 rpc.mountd の --manage-gids オプションを使ってサーバー側でGroup IDを管理する方法がベストの方法として取り上げられている。

が、ちょっとサーバがFreeBSD (というかFreeNAS) で、どこいじれば正攻法なのかパッと分からんので、とりあえず一旦グループ数を減らす方向でトライ。

### 状態確認
$ pwd
 (NFSマウントされているの場所)
$ ls -lah
合計 29K
drwxrwxrwx 3 good-group good-group   7 10月  7 11:00 .
drwxrwx--- 7 hoge       good-group   7  6月  9 12:00 ..
-rw-rw-rw- 1 hoge       good-group  15K 10月  1 00:00 test-good.txt
$ id
uid=1000(fuga) gid=1000(fuga) groups=1000(fuga),10(wheel),14(uucp),18(audio),27(video),35(games),85(usb),100(users),973(vboxusers),998(plugdev),1000(fuga),1011(bbb),5002(ddd),5003(eee),5004(good-group)

$ cat test-good.txt
This is a test file.

とりあえずうまくいった。

バイク (CBR250R, MC41) にスマホホルダーつけた

いい加減地図とかさっと見たいので、うちのCBR250Rにスマホホルダーつけてみました。

買ったのは

この三つ。

結構出っ張ったりして邪魔かなぁと思ったけど、意外とそんなでもなかった。

つけた図

説明書とか無かった気がするけど取り付けも比較的簡単。ただネジ穴に合う六角レンチ持ってない場合は買ってくる必要あり。

ちなみにハンドル中央についてるキャップ外すのに若干苦労した。

RPC: Program Not RegisteredでNFSがマウントできない

トラブル対処メモ。

以下のようなエラーメッセージが出てNFSがマウントできなかった。

# mount /remote/zermelo-data
mount.nfs: mount to NFS server ‘xx.xx.xx.xx:/xxx’ failed: RPC Error: Program not registered

これは、rpcがサーバーとかクライアントで動いていないようなときに主に発生するらしい。

最近クライアント側のカーネルを再構築したりプログラム更新したりしたので、てっきりクライアントが原因かと思っていたらサーバー側だった。

原因はあまりにも初歩的だけど、対処法忘れていたのでメモ。

トラブル発見法

rpcinfo -p」でRPCサービスが立ち上がってるか調べる。

少なくともportmapper, nfs, mountdが無いとだめらしい

(参考: JF NFS-HOWTO トラブルシュート)。

トラブル解決法

基本的に上に書いたサービスが立ち上がるように修正するんだけど、今回はサーバー側で変なディレクトリ(NFSでマウントされていた、そしてその接続先が切れていた)をエクスポートしていたのが原因だった。そのエントリを/etc/exportsから削除してnfsを再起動したらOKでした。

ちゃんと設定してればよかっただけの話でした。。。

5分でわかる集合論-基礎編

  • 2021/5/20 真部分集合について追記

必要な気がしたので、集合論の記号・言葉、定理などのカンペをつくりました。忘れたりするものがかなりあるので。タイトルは大げさか。さーせん。

集合論以前

  • カンマ ( , ) は 'かつ' (and) とおなじ意味
  • x(p)\forall x(p)・・・すべてのxに対してpが成り立つ
  • x(p)\exists x(p)・・・pが成り立つようなxが(少なくとも一つ)存在する

基礎

  • 集合・・・範囲のはっきりした集まり
  • 元、要素・・・集合の中にはいっているもの
  • aA a \in A ・・・aは集合Aに属する、含まれる
  • 有限集合・・・有限個の元のみもつ集合
  • 無限集合・・・無限個の元をもつ集合
  • よく使われる記号
    • N\mathbb{N}・・・自然数全体の集合
    • Z\mathbb{Z}・・・整数全体の集合
    • Q\mathbb{Q}・・・有理数全体の集合
    • R\mathbb{R}・・・実数全体の集合
  • 外延的記法・・・{a,b,c,}\left{a,b,c,\cdots \right}のような記法
  • 内包的記法・・・{xC(x)}\left{ x|C\left(x\right)\right}のような記法(ただし、Cは条件)
  • 空集合・・・元をまったく含まない集合、記号ϕ\phi
  • 相等・・・集合A,Bが、まったく同じ元からなるとき、AとBは'等しい'

部分集合

  • 任意のものxについて、xAxBx \in A \Rightarrow x \in Bが正しいならば、AはBの部分集合である(記号AB A \subset B)
    • 否定はA⊄BA \not \subset B
  • th. A=BAB,ABA = B \Leftrightarrow A \subset B, A \supset B
  • th. 部分集合は推移性が成り立つ: AB,BCACA \subset B, B \subset C \Rightarrow A \subset C
  • (A)ϕA(\forall A) \phi \subset A

(2021/5/20 追記)

  • ABかつAB A \subset B \text{かつ} A \neq B のとき、 AABB真部分集合 である、という
  • ※ 本記事では採用していないが、記号として、AB A \subseteq B を部分集合とし、AB A \subset B を真部分集合とするケースもある。
    • どちらが正しいということもない。
    • 「真部分集合」や記号 \subseteq について調べてみたが、どうも真部分集合という概念自体が現代ではあまり使われない概念っぽい。
    • (とはいえ情報ソースが怪しいものしか無くて詳細不明)

集合演算

  • 和集合(結び)・・・AB={xxA or xB}A \cup B = { x | x \in A \text{ or } x \in B }
    • AAB,BABA \subset A \cup B, B \subset A \cup B・・・和集合は、足されたものを含む
    • AC,BCABCA \subset C, B \subset C \Rightarrow A \cup B \subset C
    • AA=AA \cup A = A・・・冪等律
    • AB=BAA \cup B = B \cup A・・・交換律
    • (AB)C=A(BC)(A \cup B) \cup C = A \cup (B \cup C)・・・結合律
    • 省略記法・・・A1,A2AnA_1, \cup A_2 \cup \cdots \cup An、あるいはi=1nAi\bigcup{i=1}^n A_i
    • ABAB=BA \subset B \Leftrightarrow A \cup B = B・・・ある集合に、その部分集合を足しても変わらない
    • ABACBCA \subset B \Rightarrow A \cup C \subset B \cup C
    • ϕA=A\phi \cup A = A
  • 共通部分(交わり)・・・AB={xxA,xB}A \cap B = \left{ x | x \in A, x \in B \right}
    • ABϕA \cap B \ne \phiのとき、A,Bは'交わる'という
    • AB=ϕA \cap B = \phiのとき、A,Bは'交わらない'あるいは'互いに素である'という
    • AAB,BABA \supset A \cap B, B \supset A \cap B
    • AC,BCABCA \supset C, B \supset C \Rightarrow A \cap B \supset C
    • AA=AA \cap A = A・・・冪等律
    • AB=BAA \cap B = B \cap A・・・交換律
    • (AB)C=A(BC)(A \cap B) \cap C = A \cap (B \cap C)・・・結合律
    • 省略記法・・・A1,A2AnA_1, \cap A_2 \cap \cdots \cap Ani=1nAi\bigcap{i=1}^n A_i
    • ABAB=AA \subset B \Leftrightarrow A \cap B = A
    • ABACBC A \subset B \Rightarrow A \cap C \subset B \cap C
    • ϕA=ϕ\phi \cap A = \phi
  • 分配律
    • (AB)C=(AC)(BC)(A \cup B) \cap C = (A \cap C) \cup (B \cap C)
    • (AB)C=(AC)(BC)(A \cap B) \cup C = (A \cup C) \cap (B \cup C)
  • 吸収律
    • (AB)A=A(A \cup B) \cap A = A
    • (AB)A=A(A \cap B) \cup A = A
  • A,Bが互いに素であるとき、和集合ABA \cup BはAとBの直和という
  • 差集合
    • 集合Aの元であって、集合Bの元でないものの全体をつくる集合をA,Bの差といい、A-Bで表す
    • AB={xxA,x∉B}A-B = { x | x \in A, x \not \in B }
    • ABA \supset Bである場合、A-BをAに対するBの補集合という
  • 考えている全体の集合・・・普遍集合、全体集合
  • Xが普遍集合のとき
    • X-Aを単に「Aの補集合」といい、AcA^cで表す
    • xをXの元としたとき、Ac={xxA}A^c = \left{ x | x \in A \right}あるいはxAcx∉Ax \in A^c \Leftrightarrow x \not \in A
    • AAc=X,AAc=ϕA \cup A^c = X, A \cap A^c = \phi
    • Acc=AA^{cc} = A
    • ϕc=X,Xc=ϕ{\phi}^c = X, X^c = \phi
    • ABAcBcA \subset B \Leftrightarrow A^c \supset B^c
  • de Morganの法則
    • (AB)c=AcBc{(A \cup B)}^c = A^c \cap B^c
    • (AB)c=AcBc{(A \cap B)}^c = A^c \cup B^c
  • 集合系・・・集合の集合(その元が、すべてそれ自身集合であるような集合)
    • 集合Xのすべての部分集合全体がつくる集合系を巾集合という(ここではP(X)\mathfrak{P}(X)と表現する)
    • P(ϕ)=ϕ\mathfrak{P}(\phi) = {\phi}
    • Xがn個の元からなる集合のとき、P(X)\mathfrak{P}(X)の要素は2n2^n個の要素を持つ
    • 集合系の和集合(記号:P\bigcup \mathfrak{P})・・・P\mathfrak{P}に属するすべての集合の和集合、すなわちP=xAP\bigcup \mathfrak{P}={x|\exists A \in \mathfrak{P}}
    • 集合系の共通部分(記号:P\bigcap \mathfrak{P})・・・P\mathfrak{P}に属するすべての集合の共通部分、すなわちP=xAP\bigcap \mathfrak{P}={x|\forall A \in \mathfrak{P}}
    • AP(AP)\forall A \in \mathfrak{P}(A \subset \bigcup \mathfrak{P})
    • [AP(AC)]PC[\forall A \in \mathfrak{P}(A \subset C)] \Rightarrow \bigcup \mathfrak{P} \subset C
    • AP(AP)\forall A \in \mathfrak{P}(A \supset \bigcap \mathfrak{P})
    • [AP(AC)]PC[\forall A \in \mathfrak{P}(A \supset C)] \Rightarrow \bigcap \mathfrak{P} \supset C

対応

  • 直積(A×BA \times B)・・・集合Aの元aと集合Bの元bの組(a,b)全体のつくる集合
  • 対応・・・ある集合Aの各元aに、集合Bの部分集合を割り当てるルールΓ\Gammaを、AからBへの対応という。
    • Γ:AB\Gamma: A \rightarrow Bと書く
    • Bの部分集合Γ(a)\Gamma(a)Γ\Gammaよるaの
    • A→始集合
    • B→終集合
    • Γ,Γ:AB,aA(Γ(a)=Γ(a))\Gamma, \Gamma': A \rightarrow B, \forall a \in A(\Gamma(a) = \Gamma'(a))が成り立つとき、Γ,Γ\Gamma, \Gamma'等しい
  • 対応のグラフ
    • G(Γ)={(a,b)aA,bΓ(a)}G(\Gamma) = \left{ (a,b) | a \in A, b \in \Gamma(a) \right}Γ\Gammaのグラフという
    • Γ(a)={b(a,b)G(Γ)}\Gamma(a) = \left{ b | (a,b) \in G(\Gamma) \right}
  • Γ\Gamma定義域(D(Γ)D(\Gamma))・・・Γ\GammaのグラフをGとしたとき、(a,b)G(a,b) \in Gとなるようなbが存在するようなa全体のつくるAの部分集合
    • D(Γ)={ab((a,b)G)}D(\Gamma) = { a | \exists b ( (a,b) \in G) }
  • Γ\Gamma値域(V(Γ)V(\Gamma))・・・Γ\GammaのグラフをGとしたとき、(a,b)G(a,b) \in Gとなるようなaが存在するようなa全体のつくるAの部分集合
    • V(Γ)={ba((a,b)G)}V(\Gamma) = { b | \exists a ( (a,b) \in G) }
  • 逆対応(Γ1{\Gamma}^{-1})
    • bΓ(a)aΓ1(b)b \in \Gamma(a) \Leftrightarrow a \in {\Gamma}^{-1}(b)
    • D(Γ1)=V(Γ),V(Γ1)=D(Γ)D({\Gamma}^{-1})=V(\Gamma), V({\Gamma}^{-1}) = D(\Gamma)
    • (Γ1)1=Γ({\Gamma}^{-1})^{-1} = \Gamma

写像

  • 写像・・・対応のうち、始集合の任意の元aに対して、Γ(a)\Gamma(a)は終集合のただ一つの元から成る集合であるもの
  • 定値写像・・・f(x)=1f(x)=1のように、値が固定の写像
  • 恒等写像(IAI_A)・・・aにa自身を対応させる写像、IA(a)=aI_A(a) = a
  • Pの元aのfによる像f(a)をすべて集めてできる集合をfによるPの像といい、f(P)と表す
  • P1P2f(P1)f(P2)P_1 \subset P_2 \Rightarrow f(P_1) \subset f(P_2)
  • f(P1P2)=f(P1)f(P2)f(P_1 \cup P_2) = f(P_1) \cup f(P_2)
  • f(P1P2)f(P1)f(P2)f(P_1 \cap P_2) \subset f(P_1) \cap f(P_2)
  • f(AP)f(A)f(P)f(A-P) \supset f(A) - f(P)
  • Q1Q2f1(Q1)f1(Q2)Q_1 \subset Q_2 \Rightarrow f^{-1}(Q_1) \subset f^{-1}(Q_2)
  • f1(Q1Q2)=f1(Q1)f1(Q2)f^{-1}(Q_1 \cup Q_2) = f^{-1}(Q_1) \cup f^{-1}(Q_2)
  • f1(Q1Q2)=f1(Q1)f1(Q2)f^{-1}(Q_1 \cap Q_2) = f^{-1}(Q_1) \cap f^{-1}(Q_2)
  • f1(BQ)=Af1(Q)f^{-1}(B-Q) = A - f^{^1}(Q)
  • f1(f(P))Pf^{-1}(f(P)) \supset P
  • f(f1(Q))Qf(f^{-1}(Q)) \subset Q
  • 全射・・・f(A)=Bf(A) = Bのとき、つまり終集合のすべての要素が指されている場合、fは全射
  • 単射・・・aaf(a)f(a)a \ne a' \Rightarrow f(a) \ne f(a')の場合、fは単射
  • 全単射・・・全射かつ単射
  • AからBへの写像全部の集合をF(A,B)\mathfrak{F}(A,B)またはBAB^Aで表し、Aの上のBの配置集合という
  • 特徴関数(定義関数)・・・Xを普遍集合としたとき、Xから{0,1}への写像χA\chi_A
    • χA(X)={1(if xA)0(if xAc=XA)\chi_A(X) =\begin{cases} 1 & (\text{if } x \in A) \ 0 & (\text{if } x \in A^c=X-A) \end{cases}

添数づけられた族

  • N\mathbb{N}から1つの集合Aへの写像aをAの元の列という
  • a(n)をana_nとかき、元の列の第n項という
  • 集合{a,b,,n}{a,b,\cdots,n}から集合Aへの写像aをaの元の有限列という
  • 一般に、ある集合Λ\Lambdaから集合Aへの写像をΛ\Lambdaによって添字付けられたAの元の族という
  • Λ\Lambda添数集合といい、その元を添数という
  • 集合族・・・族(Aλ)λΛ{(A\lambda)}{\lambda \in \Lambda}で、Λ\Lambdaの各元λ\lambdaにおいてとる値AλA_\lambdaがそれぞれ一つの集合であるもの
  • 部分集合族・・・上の集合族の、すべてのλ\lambdaにたいしてAλX A_{\lambda} \subset X となるもの
  • 直積・・・Λ\Lambdaのすべての元λ\lambdaに対してもa(Λ)=aλAλa(\Lambda) = a{\lambda} \in A{\lambda}を満足するような、族(aλ)λΛ(a{\lambda}){\lambda \in \Lambda}全体の集合
  • 選出公理(axiom of choice)・・・λΛ(Aλϕ)λΛAλϕ\forall \lambda \in \Lambda(A{\lambda} \ne \phi) \Rightarrow \prod{\lambda \in \Lambda} A_\lambda \ne \phi
  • 射影(projection)・・・集合族の直積Aの元aに対して、aのλ\lambdaにおいてとる値aλa\lambdaを対応させたとき、その写像を射影(記号: prλorprojλ{pr}\lambda \text{or} {proj}_\lambda)という。
    • prλ(a)=aλ{pr}\lambda(a) = a\lambda

定理

  • fをAからBへの写像とする
  • fが全射であるとき、またそのときに限り、fs=IBf \circ s = I_Bとなるs: B→Aが存在する
  • fが単射であるとき、またそのときに限り、rf=IAr \circ f = I_Aとなるr:B→Aが存在する

関係

  • 関係・・・記号: R(x,y)、xRy
    • 同値関係の条件(同値律)
    • aA(aRa)\forall a \in A (aRa)・・・反射律
    • a,bA(aRbbRa)\forall a,b \in A (aRb \Rightarrow bRa)・・・対称律
    • a,b,cA(aRb,bRcaRc)\forall a,b,c \in A(aRb, bRc \Rightarrow aRc)・・・推移律

以上。

コンデンサの単位がAh(アンペア・アワー)に代替できない理由

  • 2021/5/20 外部サイトに換算式が乗っていたので追記
  • コンデンサの容量の単位→μF(マイクロファラド)
  • リチウム電池とか→mAh(ミリアンペア・アワー)

マイクロとかミリとかはいいとして、なぜコンデンサはAhで示されないのか

ちょっと考えてみたけど「なんかの次元がたりないのかもね〜」程度の 曖昧な考えしか出来なかったので、真面目に考えてみる

要するに・・・

この問題は、なぜF(静電容量)とAh(放電容量)が換算できないのか という問題に帰着する。

単位の次元

違いを考えるために、とりあえず愚直に単位の次元を考えてみる。

静電容量について。定義から、 C=As C = As V=kgm2s3A V=kg \cdot m^2\cdot s^3 \cdot A

ここから導くと

F=CV1=(As)(kg1m2s3A1) F = C \cdot V^{-1} = (A \cdot s) \cdot ( {kg}^{-1} \cdot m^{-2} \cdot s^{-3} \cdot A^{-1} )

次に、放電容量について。次元のみに着目すると、h(時)=s(秒)つまり、

Ah=As Ah=A \cdot s

Fに比べるとAhはやけにシンプル。まぁ単位その物が原始的な次元になってるからね。。。

さて、二つを比較してみると差は明らか。Fの後半のややこしい部分、つまり電圧部分の次元が、Ahには丸ごとなくなっている。

つまり、電圧が与えられていないと、FとAhは変換できない、ということ。

・・・分かったような、分からないような。

真面目に考察してみる

とりあえず、エネルギーを計算して考えてみる。(大括弧内は単位)

まずは、リチウム電池について。 電池の放電容量をD[As]、出力電圧をVbat[V]とする。この二つの値は、電池の種類によって固定される。 放電時間をt[s]とすると、P=IV[W=AV] P = IV [ W=AV ] なので、

Pt=DVbat Pt=DV_{bat}

Pt=E[Ws=J] Pt=E[Ws=J] なので、

E=DVbat E=DV_{bat}

となる。変数は無い (すべて電池の定数) ので、最大エネルギーの値は完全に電池依存。

次に、コンデンサが充電されたときのエネルギーを考える。 コンデンサの容量をC[F]とする。これはコンデンサの種類で固定。で、あと充電電圧Vcap[V]が必要。 高校物理のとき(だったっけ?)に習った、静電エネルギーの公式E=1/2CVを使う。 Q=CV Q=CV なので、

E=12CVcap2 E=\frac{1}{2}C{V_{cap}}^2

Cはコンデンサの定数だけど、Vcapは充電時の電圧なので、電池だけでは決定されない、という意味で変数ということになる。

要するに・・・(結論)

  • 電池の放電容量の値→完全に電池依存
  • コンデンサの静電容量の値→コンデンサと充電電圧に依存

要するに、コンデンサは充電時の電圧によってエネルギー容量が変わるから、コンデンサを決めただけでは放電容量は決められない、ということだ。

電池の出力電圧は電極(と電解液?)に依存する、っていうのは化学で習ったとおり。つまり、電池はどうやって充電しても、出力電圧は一定になる。だから充電電圧には依存しない。

このように、化学変化を利用する電池と、物理現象のみを利用するコンデンサ、という根本的な原理の違いから、結局のところ単位の違いが出てくるわけだ。

換算式

無謀にも換算式を考えてみる。

上の式、E=DVbat E=DV{bat} と、 E=12CVcap2 E=\frac{1}{2}C{V{cap}}^2 から

12CVcap2=DVbat \frac{1}{2}C{V{cap}}^2 = DV{bat}

D[As]=CVcap22Vbat D[As] = \frac{C{V{cap}}^2}{2V{bat}}

As(アンペア秒)をAh(アンペア時)に変換すると

D[Ah]=CVcap27200Vbat D'[Ah] = \frac{C{V{cap}}^2}{7200 \cdot V{bat} }

(D': 放電容量[Ah]、C:静電容量[F]、Vcap:コンデンサの充電電圧[V]、Vbat:電池の公称電圧[V])

ただし、コンデンサと電池では電圧の取り出し方がぜんぜん違う。なので、電圧の変換とかにかかるロスやら電圧降下やらで、一概に比較することはできないようです。 あと電池も理想状態のみで計算しているし。

計算してみる

秋月に売ってた電気二重層スーパーキャパシタ。120F、最大定格で使うと2.5V。 これを公称3Vの電池で換算してみる。

D=CVcap27200Vbat=120×2.5×2.57200×3=0.0347 \begin{align} D & = & \frac{C{V{cap}}^2}{7200 \cdot {V{bat}}} \ & = & \frac{120 \times 2.5 \times 2.5}{7200 \times 3} \ & = & 0.0347 \end{align}

答え: 34.7mAh。 (小数点二位以下は丸めています)

んー。。。こんなもんなのか。

ていうかここまで書いて何だけど、何気にこの記事の内容は自信ないな・・・。 絶対考え方間違えてる気がする。誰かに見てもらいたい。

(2021/5/21 追記)

以前のブログ (sunagae.net) でコメントに書いていただいていたのですが、電気二重層コンデンサ - 放電時間の算出方法 | エルナー株式会社 のページによると換算式は

④公称電池容量に換算する場合
Ah = 0.5 × C × V02 / (3600 × Vb)

このようになっていて、係数項をまとめれば本記事と同じになります。 どうも少なくともこことは結論は一致しているっぽいです。

kag9さんコメントありがとうございました。